題:時代は変る
作者:岩崎ナギ
技法・3原色水彩
大きさ・410×318(ミリ)

Title : Title: Times're Changing
Artist :IWASAKI Nagi
Technique / 3 Primary Colors Watercolor
Size / 418mm ×318mm(17"×13")

〇おはようございます!
岩崎ナギです。

神戸市「西区民センター」の、
月曜「すてきな水彩」、
火曜「デッサン」「色鉛筆」の課題用に、
「時代は変る」を描きました。

そんな劇的な題を付けない場合は、
「組モチーフ」といった所です。
西区民センターの美術室の倉庫にあった、
題材を組合せました。

2眼レフの「プリモフレックス」は50年代、
ダイヤル電話は恐らく70年代、
笛吹ケトルは多分80年代、
「時代は変わる」ですね。

時代はいつでも激動で産みの苦しみを伴う。
肯定的に積極的に生きて行きたく思います。

・・・さて、
神戸市・西区民センターでは
西区民センターは「西神中央駅」スグです)、
10月から始まる「秋季講座」で、
岩崎ナギの以下の3講座を募集しています。
9月5日まで1次募集です。
ぜひよろしくお願い致します!

(※現在まで秋季講座の開始日を、
間違えて春季講座の4月にしておりました。
10月に訂正いたします。
ご理解ありがとうございます。)

1・デッサン講座・火曜日・10~12時
10月22日(火)開講・回数18・受講料(半年)・16880
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/22257

※デッサンは根のようなものです。
花も実も、根の広がりに応じ成果を得られるものです。
初心者も、習い直したい人も、大歓迎です。

2・色鉛筆講座・火曜日・14~16時
10月22日(火)開講・回数18・受講料(半年)・16880
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/22258

※赤青黄の3色法は料理と同じく慣れでOK!
確率論からも3色明中暗3×3=81通り。12色は144。
3色の方が成功率も高く、
慣れれば自由に描きやすい事を意味します。

3・水彩講座・月曜日・10~12時
10月28日(月)開講・回数12・受講料(半年)・11260
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/22256

※水彩をスイスイ感覚的に描いていくのには、3原色法は最適です。
赤青黄を画面で混ぜ、慣れるに連れ、直感で描けます。
初心者歓迎。

・・・WEBからもお申込み出来ますし、
西区民センターで直接お申込み頂く事もできます。
いつもありがとうございます!

・・・では以下指導案です。
お読み頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。

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#1・計画を立てる(1)

描画紙より大きな組モチーフの時、
計画を立てる事がより重要です。

別の紙に簡単に構図を計画します。
自信を持って進められるためです。

確認すべき点は見かけ上の縦横比、
また空間部分の形の面白さです。

例では縦横比がおよそ1:1.2、
同比を維持し空きを見て配します。



#2・計画を立てる(2)

前項の構図計画を更に深めます。
理由は構図が良ければ不思議に、
絵も上手く描けるからです。

では構図上どのような点に留意して、
描くべきか列挙します。

1・画面端ギリギリに寄せず、
適度に空間を取ります。
理由は端に題材を寄せ過ぎると、
見る人に不安感を与えますので、
効果として狙う以外は避けます。

2・空き空間の面白さは具体的には、
空間が不定形で多様である事です。

3・影の落ち方と範囲も考慮します。



#3・完成

完成しました。

多様かつ複雑な細部を持つ題材は、
描き進める中で全体の光の統合性や、
重要度に応じた描き込み度合などが、
画面中でバラバラになりがちです。

完成前に光、優先順位、明度関係、
などを全体的に見直して仕上げます。

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・・・以上です。
いつもありがとうございます!
ではまた。