神戸市・西区文化センター4月生募集用(2月~)に、
3原色水彩で「パン」描きました。作者・岩崎ナギ
For Nagi Watercolor Lecture, "Bread"
3 Primary Colors Watercolor By Nagi.

+おはようございます!
3原色水彩画家の岩崎ナギです。
また少し寒いですね。
三寒四温っていう奴です。

神戸市・西区文化センター」用に、
3原色水彩「パン」描きました。

4月講座は2月から募集です。
よろしければ「西区文化センター」に、
直接お出かけ頂いて、
お申込み頂ければ嬉しいです。

おかげ様でExaArt展示は無事開始。翔さんと。
次在廊2月15日(月)、17~20日よろしくお願い致します。
Thanks to you, ExaArt Osaka Show Started Safely,
Nagi with Show-sun, not gang sta but KindArtist.



では以下指導案です。
よろしくお願い致します!
いつもありがとうございます。

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1・タテ長になりやすい

皿など平たい題材を置いた時に、
一番起こりやすい間違いは何か?
それはタテの比率が伸びる事です。

真上で無く視線の角度が付く事で、
題材のタテの方向は見かけ上縮み、
平べったく見えています。

ところが人は物を代表的な角度で、
思い出しがちなので錯誤が起き、
描画中にタテが伸びやすいのです。

作例ではヨコに対しタテ0.8、
パンを除く皿だけなら0.65。

紙に同比率の四角を適切な所に描き、
題材もその中に入れて描けば、
比率正しく配置できます。



2・明暗を逆転せず進める

鉛筆なら弱い筆圧で水彩なら明色で、
題材の暗い所から塗り始めて、
明るい所は塗り残し立体感を保持し、
描き進めるのが現実の視覚にも即し、
破綻する事なく描き進めるコツです。

都合上一時的に明暗が逆転しても、
もう一度すぐ整合性を取り戻します。

一枚の絵としての価値を維持して、
制作を進行させるのが理由ですが、
人の気持ちとして一箇所を始めれば、
塗り切ってしまいたくなりがちです。
そんな時は一度離れて絵を見てみて、
他者の視線で描くべき所を決めます。



3・完成

完成しました。

作例のパンが所々飛び出したように、
見えているのではないでしょうか?

明暗が極端に変わっている箇所の、
メリハリを更に強めて表現する事で、
このような視覚的効果を得ています。

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いつもありがとうございます!
またよろしくお願い致します。

岩崎ナギ
日本水彩画会・会友
Japan Nagi Art Studio代表