★Basic watercolor for Nagi Workshops. "Spacefaring"
Artist: IWASAKI Nagi for own winter classes, WEBs're below(↓)
岩崎ナギ 講座用「水彩」基本「宇宙旅行」

現在「神戸市立西区文化センター岩崎ナギ3講座
2024年1月~の冬季生さん募集中(下記WEB大歓迎です!

#デッサン↓2024年1月9日(火)開始10~12時
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/43006
#水彩↓2024年1月8日(月)開始開始10~12時
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/43005
#色鉛筆↓2024年1月9日(火)開始開始14~16時
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/43007
講師としての #岩崎ナギ 紹介↓
https://www.kobe-bunka.jp/course/blog/detail/50

★おはようございます!
岩崎ナギです。
皆さんの年末お忙しい事でしょう。
岩崎ナギも忙しくしています。

でも指導案はちゃんと描きました。
ご高覧頂ければ嬉しいです。
ではいつもありがとうございます!
引き続きどうぞよろしくお願い致します。

岩崎ナギ

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1・平たく見えている

置かれた物は正面より平たく見えます。
当たり前ですが本が縦長の比率のため、
人間の感覚が騙されて置かれた物でも、
縦長に描いてしまったりします。

しかし置く事で距離が出来て縦方向は、
縮まり正面から見るより平たく見えます。
実際に測定棒(鉛筆でOK)で測ると、
横1に対し縦0.8で縦が短いです。

では横1縦0.8の矩形を描けば、
同矩形に平たく見える物を収められます。



2・立体を取る

今回の課題は本で当然ですが立体物です。
しかし印刷物などに目を奪われて、
立体性を無視して描いてしまいがちです。

本も基本は立方体に付く影の法則通りに、
上面が最も明るく光の反対側が最も暗い。
そんな光と影の立体性で陰影を付けつつ、
表面の印刷も描画して行きます。


3・完成

完成しました。

印刷された写真などに入れる線は、
なるべく本の立体に沿って入れます。

作例ですと宇宙飛行士のヘルメットは、
丸いですが写真の場合は紙の上で平たい。
ですので丸みに沿った線を入れると、
本表面に凸凹が出来た様に見えてしまう。

このため線が引きにくい箇所を除き、
写真の線は本の面に沿う線を用います。