#Nagi 3 Primary Colors Basic #Watercolor
For Own Lecture, "Paper Balloon + Marbles"
#岩崎ナギ 基礎 #3原色 #水彩 講座用指導案
#神戸市立西区文化センター 「紙風船+ビー玉」

おはようございます!
大変ご無沙汰しております。
岩崎ナギです。

「日本なでしこ水彩トリエンナーレ」の、
結果発表はコチラ↓をご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/japan.nagi.art.studio.jnas/permalink/5942180839172779

今、世界各国から続々と作品が到着しています。
一部とどかない人、
あるいは「出すつもりが無い人」
つまり「入選だけ記録として欲しかった人」が、
残念ながら混じっていたようですので、
そう言った人を削り、
2月半ば位に、
完全な合格者一覧を作る予定です。

公募展の作業を進める間にも、
指導案は作り続けて来ましたが、
発表の時間が取れず、
7課題も掲載していませんが、
とりあえず今日2月6日に授業する分を載せます。

いつもありがとうございます!
引き続きよろしくお願いいたします。

岩崎ナギ

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1・つかず離れず最適な位置

置かれる題材と題材の距離は近すぎても、
離れすぎても構図として良くありません。

十字線を引き計画性を持って配しますが、
それでも微妙に近すぎたり遠すぎたり、
良い距離に配せない事は多々あります。

イキナリ強く描かず「うすい影」の様に、
「ボヤ~」っと大体の「量」を描いて、
足し引きして最適な位置に動かします。

線でなく塗りつつ「量」を加減する事で、
制作を進行する事と修正を加える事の、
両方が行われ時間の短縮と質の向上を、
同時に行う事が可能となります。

作例の場合は7ミリほど遠すぎた風船を、
皿の方に微妙に描き加えながら調整し、
最適な位置に動かしつつ段階を進めます。



2・キラメキを描く

前項で「ボヤ~」っと「量」が描かれ、
次にメリハリを付けキラメキを描きます。

鉛筆なら先端を用い筆なら穂先もちいて、
鋭く描いて行きます。

線が鈍らないよう鉛筆は小指を支点にし、
筆なら腕鎮を用いて穂先が震えないよう、
注意深くかつ大胆に線を引いて行きます。

全部引けば全体が濃くなるだけですから、
真剣な観察を通じて選択的に引きます。

最も輝いている所は鉛筆なら消しゴムで、
水彩なら水筆で強めて描いて行きます。
実際より強くメリハリを付けた方が、
絵として良く見える場合が多いようです。



3・完成

完成しました。

主要部がキラメキに満ちていますので、
回りの背景は鈍い階調の変化として、
対比を付け画面全体を締め完成しました。