水彩「カキ+柿+Mt. Rainier (ハロウィン版)」作者「岩崎ナギ」
神戸市立西区文化センター」3講座用。秋講座10月~
月曜「水彩」のみ10月30日まで途中入構可。問文化センター
水彩講座のWEBページ↓(2023秋浮遊講座のみのWEBページです)
https://www.kobe-bunka.jp/course/course/detail/42037
#watercolor "Kaki,Persimon, Mt. Rainier Halloween Ver."
Artist: IWASAKI Nagi for own lecture in Kobe, Japan

★おはようございます!
岩崎ナギです。

朝晩はすっかり涼しい、
(と言いますか神戸市西区では標高が高いので、
寒いくらいです)秋となりました。
昼間は丁度良く過ごしやすいですね。

忙しいですが指導案は欠かさず描き(書き)、
かつ自分の制作も続けています。

では以下指導案です。
ご高覧よろしくお願い致します。

PS・「神戸市立・西区文化センター」岩崎ナギ講座、
月曜「水彩」のみ次回10月30日まで入構可能です。
ご興味のある方はぜひよろしくお願い致します!
いつもありがとうございます。

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1・補助線で正確性を増す

円筒形は補助線で正確性を増します。
但しイキナリ補助線を引く事は避けて、
まず大まかな構図と形を描いてみて、
それから補助線を引くのが大事です。

大きく掴む能力は手に勝るものは無く、
また構図が悪ければ幾ら描いても、
良い絵には決してならないからです。

補助線は題材の垂直の中心線から始め、
直行する補助線を径の変わる箇所毎に、
絡めて楕円を描いて行きます。

楕円は視点から角度が付くに連れて、
真円に近づきます。

例は円形のフタを視点の高さで見れば、
一本の線に見えます。
フタを下げて行けば真円に近づきます。

作例の円筒形の題材を上から見ると、
フタより底が真円に近くなっています。



2・背景を同時に塗る

背景がある場合は最初から塗ります。
『題材を塗ってから背景』ではなく、
同時に塗り始めます。

理由は背景の明度や色も同時に考え、
一枚の絵として整合性を持たせて、
完成させるためです。

明るい所の隣は暗く暗い隣は明るい、
が基本ですが絵に合わせて調整します。



3・完成

完成しました。

蛍光灯は光が拡散するため題材の影は、
題材の真下に見える現象が起きます。

しかし一般的には影は特定方向に向け、
伸びていく方が絵画として美しいため、
左右どちらかに流すのも一案です。